食後の急激な血糖値上昇を抑えるグルコバイ

グルコバイは、食後の血糖値の急上昇を防ぐ効果がある薬です。

食事をすると、食事中の糖分がブドウ糖に分解されて、血糖値が急激に上昇します。

それに対して、グルコバイを食前に服用するとα-グルコシダーゼという糖を分解する酵素の働きが抑えられるため、小腸から吸収される速度がゆっくりになり、食後の血糖値の上昇がゆるやかになります。

この作用は、低GI(グリセミック指数)値の食品をとった場合や、食物繊維の多い食事をとったときと似たものです。

食後の高血糖を改善することで、動脈硬化の発症を予防させられることがわかっています。

グルコバイが効果的なのは、炭水化物が入った食事をしている人です。

逆に、肉や魚などのタンパク質の多い食事をしている人にはそれほどメリットはありません。

ラーメンとご飯といった、炭水化物の重ね食いをしてしまう人に向いています。

グルコバイは食事の10分前に飲むのが理想ですが、食事中に思い出したらそこ時点ですぐに飲むようにします。

ただし、食後しばらく経ってから飲んでも効果はありません。

また、飲み忘れたからといって次回に2倍の量を飲んでしまうと副作用が起こりやすくなるので、必ず1回分を服用するようにしましょう。